
A先生 シニアレジデント2年目

Q1
天理での研修はどうですか?
総合内科を中心に、基本的な医師としてのふるまい方を学ぶことができます。知識や基本的な手技についてももちろん重要ですが、患者さんやご家族との接し方など医師として適切な態度を体得することがとても大切だと感じました。2年間の研修を経て、医師としての土台を作ることができたと思います。
働き方改革の導入で、研修システムも大きく変化しています。時間外の病棟急変などは全て当番医が対応するため、主治医/担当医にコールはなく、メリハリのある生活を送ることができます。しかし当番制になったことで引き継ぎの回数は増えるため、わかりやすいカルテ記載や方針の明確化など、求められるものは多くなったように感じます。また、経験したことのない場面に対してどのように解決していくかのプロセスを指導いただき、「とにかく自分で考えてみよう」、「まず自分でやってみよう」の精神を身につけることができました。
Q2
天理の研修を志したきっかけは?
病院見学に来た際、先輩レジデントが他院への紹介状を書いたり、ご家族に入院経過の報告の電話をしていたりと、主治医として仕事をされているのがとても輝いて見えました。また、お会いしたレジデントの先生方は天理での研修を気に入っていると口を揃えておっしゃっており、環境の良さに惹かれました。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします
正直、まだ医師という仕事をしたことがない状態で病院を選択するのはとても難しいことだと思います。しかし、そんな中見学で最もイメージがわいたのが当院でした。教育熱心な先生方が多く、バックアップ体制も充実しているため、わからないことを質問したり失敗したりを思う存分できる病院だと思います。皆さんも天理で研修しましょう!
Q2
天理の研修を志したきっかけは?
病院見学に来た際、先輩レジデントが他院への紹介状を書いたり、ご家族に入院経過の報告の電話をしていたりと、主治医として仕事をされているのがとても輝いて見えました。また、お会いしたレジデントの先生方は天理での研修を気に入っていると口を揃えておっしゃっており、環境の良さに惹かれました。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします
正直、まだ医師という仕事をしたことがない状態で病院を選択するのはとても難しいことだと思います。しかし、そんな中見学で最もイメージがわいたのが当院でした。教育熱心な先生方が多く、バックアップ体制も充実しているため、わからないことを質問したり失敗したりを思う存分できる病院だと思います。皆さんも天理で研修しましょう!

H先生 ジュニアレジデント2年目

Q1
天理での研修はどうですか?
この1年間、がむしゃらに毎日を過ごし、あっという間の1年間でした。正直しんどい時期もありましたが、同じ志を持って入職した同期や優しい先輩方に日々支えられ、非常に充実した研修を送ることができております。総合内科を中心として、当院では研修医が診療の中心に立つ場面も多く、自分で考えたり調べる機会が非常に多いです。自分で考え、調べるという日々の積み重ねが、少しずつでも確実に成長につながると思い、日々取り組んでいます。
仕事終わりや休日には同期とご飯に行くことも多く、他愛もない話や仕事の話までたくさんコミュニケーションをと取りながら日々仲を深めています。
Q2
天理の研修を志したきっかけは?
私は学生の時点で志望科が完全には決まっておらず、志望科に応じて研修病院を選ぶという選び方はできませんでした。当院に見学に来た際に、他の病院に比べても初期研修医の裁量権が非常に多く、診療の中心に立てる当院での研修は必ず自分の成長につながると感じました。将来何科に進んだとしても内科的な診療能力は必ず必要になると思うので、初期研修の2年間で内科的な力をつけたいと考え、当院を志望しました。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします
今後医師として働いていくにあたって、初めの2年間は土台を築くとても大切な期間になると思います。その2年間を当院で研修することで、確実に力がつくと思います。その一方で働き方改革も進んでおり、非常に働きやすい環境になっているとも感じます。自分のやる気次第でいくらでも成長できる環境で研修できており、同期や上級医の先生を含め、情熱あふれる方が非常に多い病院です。当院で、充実した研修を一緒に送りませんか?
Q2
天理の研修を志したきっかけは?
私は学生の時点で志望科が完全には決まっておらず、志望科に応じて研修病院を選ぶという選び方はできませんでした。当院に見学に来た際に、他の病院に比べても初期研修医の裁量権が非常に多く、診療の中心に立てる当院での研修は必ず自分の成長につながると感じました。将来何科に進んだとしても内科的な診療能力は必ず必要になると思うので、初期研修の2年間で内科的な力をつけたいと考え、当院を志望しました。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします
今後医師として働いていくにあたって、初めの2年間は土台を築くとても大切な期間になると思います。その2年間を当院で研修することで、確実に力がつくと思います。その一方で働き方改革も進んでおり、非常に働きやすい環境になっているとも感じます。自分のやる気次第でいくらでも成長できる環境で研修できており、同期や上級医の先生を含め、情熱あふれる方が非常に多い病院です。当院で、充実した研修を一緒に送りませんか?

M先生 ジュニアレジデント2年目

Q1
天理での研修はどうですか?
心身とも健康な研修ができています。
教育面は期待以上でした。定期的かつ充実したフィードバックを受けられる環境があり、どの診療科でも専攻医・スタッフの方々が優秀で教育熱心な方が多く日々勉強になっています。同期も非常にやる気があり、お互いに切磋琢磨できる環境が整っているため、刺激的な毎日を送っています。
かなり多忙なイメージがありましたが、働き方改革が進みプライベートと仕事とのバランスが非常にとりやすい環境になっています。有給休暇や休日の余暇も十分に確保でき、週一回の英会話教室に参加したり、休日は大阪にお出かけしたりなど自由な時間の使い方ができるようになっています。
Q2
天理の研修を志したきっかけは?
天理で見学に来た際、朝カンファレンスで堂々とプレゼンされている研修医の姿に一目惚れしました。
自分自身は、ポリクリでは先生からの質問に答える際にも自信がなくもごもごしてしまう平凡な医学生でしたが、1年たった今ではプレゼンに対する抵抗は完全に無くなり、平均的な研修医よりも自信をもってアセスメント&プランを述べることができる自負があります。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします
医学教育の現場では、研修医が自ら考え行動する主体性や、日々の成長を実感できること、そしてチームや組織に対する帰属意識が重要視されています)。
当院では、毎朝のカンファレンスで実際の症例に基づく濃厚なフィードバックを専攻医やスタッフから受けることで、実践的な臨床力を養うことができます。また、チームカンファや屋根瓦式教育を通じ、研修医が安心して相談できる環境があることで、強固な帰属意識を醸成することができます。
初期研修教育は、短期間での成果だけでは評価しづらい側面があります。診療報酬に直結せず、即座の人員確保につながりにくいという現実もありますが、それ以上に、天理の長い教育の伝統に裏打ちされた高い教育意識があるからこそ、再現性の低い貴重な研修環境が実現できています。
学生の皆さん、救急体制や診療科の充実度といった表面的な項目だけで病院を評価するのではなく、2年間で確かな成長の土台を築く当院の教育環境をご体感ください。現時点での成績にとらわれず、これからの成長意欲を大切にする皆さんを、レジデント一同心より歓迎いたします。
あなたの成長への挑戦を、ぜひ天理で実現してください!
Q2
天理の研修を志したきっかけは?
天理で見学に来た際、朝カンファレンスで堂々とプレゼンされている研修医の姿に一目惚れしました。
自分自身は、ポリクリでは先生からの質問に答える際にも自信がなくもごもごしてしまう平凡な医学生でしたが、1年たった今ではプレゼンに対する抵抗は完全に無くなり、平均的な研修医よりも自信をもってアセスメント&プランを述べることができる自負があります。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします
医学教育の現場では、研修医が自ら考え行動する主体性や、日々の成長を実感できること、そしてチームや組織に対する帰属意識が重要視されています)。
当院では、毎朝のカンファレンスで実際の症例に基づく濃厚なフィードバックを専攻医やスタッフから受けることで、実践的な臨床力を養うことができます。また、チームカンファや屋根瓦式教育を通じ、研修医が安心して相談できる環境があることで、強固な帰属意識を醸成することができます。
初期研修教育は、短期間での成果だけでは評価しづらい側面があります。診療報酬に直結せず、即座の人員確保につながりにくいという現実もありますが、それ以上に、天理の長い教育の伝統に裏打ちされた高い教育意識があるからこそ、再現性の低い貴重な研修環境が実現できています。
学生の皆さん、救急体制や診療科の充実度といった表面的な項目だけで病院を評価するのではなく、2年間で確かな成長の土台を築く当院の教育環境をご体感ください。現時点での成績にとらわれず、これからの成長意欲を大切にする皆さんを、レジデント一同心より歓迎いたします。
あなたの成長への挑戦を、ぜひ天理で実現してください!

相山 佑樹 先生 ジュニアレジデント終了(2013年4月~2016年3月)

後期研修先 天理よろづ相談所病院 内科ローテーターを修了し麻酔科へ
現在の専門 麻酔科、集中治療
Q1
初期臨床研修で当院を志望した理由は?
当初は心臓血管外科医を志望していましたが、重症患者の周術期管理には内科的知識が不可欠であると考えました。特に、日本の高齢化が進む中で、多疾患併存(multimorbidity)の患者に対して適切かつ効果的な診療を行うためには、幅広い内科的視点を持つことが重要です。
そのため、歴史的に総合診療教育が充実している天理よろづ相談所病院で研修を受けることが、将来の臨床能力の基盤を築く上で最良の選択肢であると考え、初期研修先として選びました。
Q2
当院の初期臨床研修はどうでしたか?また、今にどう生きていますか?
天理での研修は、単に上級医の指示を受けるのではなく、自ら主体的に診断や治療方針を組み立てる力が求められる環境でした。特に、診断の不確実性に直面する場面が多く、「ガイドライン通りにはいかない患者がいる」という現実を理解しながら、目の前の患者にとって最適な医療を提供するために試行錯誤を繰り返しました。
また、病気の治療だけでなく、患者が医療を通して何を希望しているのかを考える姿勢が求められたことは、現在の麻酔科・集中治療の現場においても大きな財産になっています。重症患者に対して単に医療技術を提供するのではなく、患者や家族の価値観を尊重しながら治療方針を考えることの重要性を学びました。
さらに、天理の研修では、多疾患併存の患者や複数の診療科の専門的治療が必要な患者に対して、効率的に医療を届ける工夫を学ぶ機会も多くありました。この経験は、現在の集中治療領域において、多職種連携を活かしながら限られたリソースの中で最適な医療を提供する上で役立っています。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします。
最初は誰だって何もできません。実臨床の経験がほとんどない研修医が、患者のために何ができるのか——それを考え続けることこそが、研修の大切なプロセスだと思います。
近年、医療情報ツールの発展により、誰でも正確な知識にアクセスできる時代になりました。しかし、「医師としての基本的な姿勢とは何か」「どんな医師がこれからの時代に求められるのか」を自分の頭で考え、想像することが不可欠です。天理での研修では、診断や治療だけでなく、医師としての在り方を深く考える機会が数多くありました。
天理よろづ相談所病院には、独自のキャリアを切り開いてきた先輩たちが数多くおり、彼らの姿勢から学ぶことができます。また、天理での研修を経たOBは世界中で活躍しており、相談に乗ってくれる先輩がいることも大きな強みです。
研修先を選ぶ際には、ぜひ自分自身が成長できる環境を見極めてください。皆さんがより良い研修先と巡り合い、将来の医師人生の大きな一歩を踏み出せることを願っています!
Q2
当院の初期臨床研修はどうでしたか?また、今にどう生きていますか?
天理での研修は、単に上級医の指示を受けるのではなく、自ら主体的に診断や治療方針を組み立てる力が求められる環境でした。特に、診断の不確実性に直面する場面が多く、「ガイドライン通りにはいかない患者がいる」という現実を理解しながら、目の前の患者にとって最適な医療を提供するために試行錯誤を繰り返しました。
また、病気の治療だけでなく、患者が医療を通して何を希望しているのかを考える姿勢が求められたことは、現在の麻酔科・集中治療の現場においても大きな財産になっています。重症患者に対して単に医療技術を提供するのではなく、患者や家族の価値観を尊重しながら治療方針を考えることの重要性を学びました。
さらに、天理の研修では、多疾患併存の患者や複数の診療科の専門的治療が必要な患者に対して、効率的に医療を届ける工夫を学ぶ機会も多くありました。この経験は、現在の集中治療領域において、多職種連携を活かしながら限られたリソースの中で最適な医療を提供する上で役立っています。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします。
最初は誰だって何もできません。実臨床の経験がほとんどない研修医が、患者のために何ができるのか——それを考え続けることこそが、研修の大切なプロセスだと思います。
近年、医療情報ツールの発展により、誰でも正確な知識にアクセスできる時代になりました。しかし、「医師としての基本的な姿勢とは何か」「どんな医師がこれからの時代に求められるのか」を自分の頭で考え、想像することが不可欠です。天理での研修では、診断や治療だけでなく、医師としての在り方を深く考える機会が数多くありました。
天理よろづ相談所病院には、独自のキャリアを切り開いてきた先輩たちが数多くおり、彼らの姿勢から学ぶことができます。また、天理での研修を経たOBは世界中で活躍しており、相談に乗ってくれる先輩がいることも大きな強みです。
研修先を選ぶ際には、ぜひ自分自身が成長できる環境を見極めてください。皆さんがより良い研修先と巡り合い、将来の医師人生の大きな一歩を踏み出せることを願っています!

明保 洋之 先生 ジュニアレジデント終了(2012年4月~2014年3月)

後期研修先 天理よろづ相談所病院 内科ローテーター
現在の専門 総合内科、緩和医療
Q1
初期臨床研修で当院を志望した理由は?
私は学生時代から緩和医療を志望していました。最初の2年間では、医師としての基本的な能力を修練したいと思い、総合診療の研修に定評があり、真面目な雰囲気の病院であったことから、天理よろづ相談所病院での臨床研修を志望しました。
Q2
当院の初期臨床研修はどうでしたか?また、今にどう生きていますか?
研修医生活2週間目から主治医としての権限をいただき、食道がん、2型呼吸不全、高アンモニア血症など、多彩な疾患を持った患者さんを担当しました。プレゼンテーションや身体診察を重視していることが日々伝わり、3週間目に頭痛で入院した患者さんの側頭動脈肥厚を指導医より先に見つけた時は嬉しかったです。
どの診療科でも、指導医・看護師など多職種に教育的に接していただき、とても充実した2年間でした。その後、後期研修医、チーフレジデント、総合内科スタッフとして2024年度まで研修医教育に関与させてもらい、後述する主治医力を学び、日々実践しながら磨き続けています。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします。
働き方改革が進み、特に臨床研修2年間においては、On the Jobでの研修機会が時間的に制限される一方、卒後3年目からは、独立した医師として全責任を担うことが、制度上要求されています。
臨床研修の2年間は、毎日様々な学びがあり、医師として大きく成長できる期間です。天理よろづ相談所病院では、医師としての土台となる部分を“主治医力”と呼称しており、主治医力の修練を研修の目的としています。
主治医力には、主体性/責任感、身体面に限定されない患者の苦しみを援助する姿勢、チームで協働する能力などが含まれています。そして、主治医力を実践するための技能として、以下の4項目について、反復して訓練して、体得いただくことを目指しています。2年間の研修を終えた時には、自立して患者の苦しみに対応する診療能力を身につけ、また、後輩となった研修医や学生を指導する能力も磨くことができます。皆様の応募をお待ちしています。
- 患者のプロブレムを把握する能力(問診/身体診察/検査)
- 臨床推論の能力(診断学/アセスメント)
- キュア(客観的状況を改善)とケア(患者自身による主観的状況の改変の援助)の能力(バイタル維持につながる基本的処置/手技/チーム医療/プレゼンテーションなど/面談/医療安全)
- 医師としての成長につながる能力(生涯学習法/EBMの理解/後輩の教育手法)
Q2
当院の初期臨床研修はどうでしたか?また、今にどう生きていますか?
研修医生活2週間目から主治医としての権限をいただき、食道がん、2型呼吸不全、高アンモニア血症など、多彩な疾患を持った患者さんを担当しました。プレゼンテーションや身体診察を重視していることが日々伝わり、3週間目に頭痛で入院した患者さんの側頭動脈肥厚を指導医より先に見つけた時は嬉しかったです。
どの診療科でも、指導医・看護師など多職種に教育的に接していただき、とても充実した2年間でした。その後、後期研修医、チーフレジデント、総合内科スタッフとして2024年度まで研修医教育に関与させてもらい、後述する主治医力を学び、日々実践しながら磨き続けています。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします。
働き方改革が進み、特に臨床研修2年間においては、On the Jobでの研修機会が時間的に制限される一方、卒後3年目からは、独立した医師として全責任を担うことが、制度上要求されています。
臨床研修の2年間は、毎日様々な学びがあり、医師として大きく成長できる期間です。天理よろづ相談所病院では、医師としての土台となる部分を“主治医力”と呼称しており、主治医力の修練を研修の目的としています。
主治医力には、主体性/責任感、身体面に限定されない患者の苦しみを援助する姿勢、チームで協働する能力などが含まれています。そして、主治医力を実践するための技能として、以下の4項目について、反復して訓練して、体得いただくことを目指しています。2年間の研修を終えた時には、自立して患者の苦しみに対応する診療能力を身につけ、また、後輩となった研修医や学生を指導する能力も磨くことができます。皆様の応募をお待ちしています。
- 患者のプロブレムを把握する能力(問診/身体診察/検査)
- 臨床推論の能力(診断学/アセスメント)
- キュア(客観的状況を改善)とケア(患者自身による主観的状況の改変の援助)の能力(バイタル維持につながる基本的処置/手技/チーム医療/プレゼンテーションなど/面談/医療安全)
- 医師としての成長につながる能力(生涯学習法/EBMの理解/後輩の教育手法)

村上 廣一朗 先生 ジュニアレジデント修了(2018年4月~2020年3月)

後期研修先 天理よろづ相談所病院 内科ローテーター
現在の専門 総合診療科、家庭医療
Q1
初期臨床研修で当院を志望した理由は?
私は総合診療/家庭医療に興味があり、研修のスタートは「幅広くみれる、力がつきそうな」病院として天理を選びました。
Q2
当院の初期臨床研修はどうでしたか?また、今にどう生きていますか?
内科、救急、麻酔科その他、裁量権を与えることにとことんこだわった研修で、指導医はもちろん病棟や外来、コメディカルもそこに対しての理解があり、非常に充実した楽しい研修でした。
指導側が伝えたいことを伝えてそれを受け取るだけの教育では得られない、まず自分で考えて悩んで行動するというプロセスを2年間で叩き込まれ教わったことは、その後も続いていく勉強の方法や生き方に間違いなくプラスに働いています。
総合診療医として自己学習を継続し、また後輩への指導も行なっていく立場として、教育の方法の1つの型を身につけられたように感じています。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします。
たくさんの病院の中から、天理での研修をご検討いただき、OBとしては非常に嬉しいです!ぜひ色々見学に行って、自分に合った研修先を、納得して決めてほしいと思います!
私は、在職中に2021・2022年のマッチングでマッチ者数が減少していたことから、研修内容の再検討、院内の研修環境改善、働き方改革、広報/リクルートの新しい取り組みなどに関わらせて頂きました。
そこで感じたのは、やはりこの病院に古くから根ざしていて変わらない教育に対してのアツさでした。それから、研修医自らが声を上げたことが、実際に認めてもらえることがいくつもあったことです。今後もより良い研修のためへの変化が続いていくと期待しています。
勉強が好きでなくても、ポテンシャルや才能がなくても、今後の長い医師人生のためにとりあえず2年間、主治医力をつけたいという意気込みがあれば、天理という選択は、間違いないと思います。皆さんを応援しています!
Q2
当院の初期臨床研修はどうでしたか?また、今にどう生きていますか?
内科、救急、麻酔科その他、裁量権を与えることにとことんこだわった研修で、指導医はもちろん病棟や外来、コメディカルもそこに対しての理解があり、非常に充実した楽しい研修でした。
指導側が伝えたいことを伝えてそれを受け取るだけの教育では得られない、まず自分で考えて悩んで行動するというプロセスを2年間で叩き込まれ教わったことは、その後も続いていく勉強の方法や生き方に間違いなくプラスに働いています。
総合診療医として自己学習を継続し、また後輩への指導も行なっていく立場として、教育の方法の1つの型を身につけられたように感じています。
Q3
天理での研修を希望する学生へのメッセージをお願いします。
たくさんの病院の中から、天理での研修をご検討いただき、OBとしては非常に嬉しいです!ぜひ色々見学に行って、自分に合った研修先を、納得して決めてほしいと思います!
私は、在職中に2021・2022年のマッチングでマッチ者数が減少していたことから、研修内容の再検討、院内の研修環境改善、働き方改革、広報/リクルートの新しい取り組みなどに関わらせて頂きました。
そこで感じたのは、やはりこの病院に古くから根ざしていて変わらない教育に対してのアツさでした。それから、研修医自らが声を上げたことが、実際に認めてもらえることがいくつもあったことです。今後もより良い研修のためへの変化が続いていくと期待しています。
勉強が好きでなくても、ポテンシャルや才能がなくても、今後の長い医師人生のためにとりあえず2年間、主治医力をつけたいという意気込みがあれば、天理という選択は、間違いないと思います。皆さんを応援しています!

八田 和大 ジュニアレジデント、内科シニアレジデントOB

歓迎 意欲ある研修医諸君!
医師としてのキャリアを考える上で、卒後2年間の臨床研修の持つ意義は大きく、どこで研修するかは大切な選択です。当院の初期研修プログラムの特徴は10カ月間の総合病棟(内科)研修です。総合病棟は内科系各診療科の患者さんが入院する混合の研修病棟で、各科指導医の下、すべての患者をジュニアレジデントが受け持ちます。
ジュニアレジデントの1日は朝8時からのカンファレンスに始まり、受け持ち患者の診断・治療について徹底的にディスカッションし、病棟では患者に密着した診療が要求され、「丸ごとの人間」を学びます。超高齢社会を迎え、患者さんは複数の疾患、複雑な社会・家族背景を持つことも多く、ますます全人医療を展開する能力が重要です。
ジュニアレジデントの1日は朝8時からのカンファレンスに始まり、受け持ち患者の診断・治療について徹底的にディスカッションし、病棟では患者に密着した診療が要求され、「丸ごとの人間」を学びます。超高齢社会を迎え、患者さんは複数の疾患、複雑な社会・家族背景を持つことも多く、ますます全人医療を展開する能力が重要です。

明保 洋之 ジュニアレジデント、内科シニアレジデントOB

医師としての土台を構築する初期研修
初期研修の2年間は、毎日様々な学びがあり、医師として大きく成長できる期間です。当院の初期研修では、医師としての土台となる部分を“主治医力”と呼称しており、主治医力の修練を研修の目的としています。
主治医力には、主体性/責任感、身体面に限定されない患者の苦しみを援助する姿勢、チームで協働する能力などが含まれています。そして、主治医力を実践するための技能として、
- ① 患者のプロブレムを把握する能力(問診/身体診察/検査)、
- ② 臨床推論の能力(診断学/アセスメント)、
- ③ キュア(客観的状況を改善)とケア(患者自身による主観的状況の改変の援助)の能力(バイタル維持につながる基本的処置/手技/チーム医療/プレゼンテーションなど/面談/医療安全)、
- ④ 医師としての成長につながる能力(生涯学習法/EBMの理解/後輩の教育手法)
という4項目について、反復して訓練して、体得いただくことを目指しています。
2年間の初期研修を終えた時には、自立して患者の苦しみに対応する診療能力を身につけ、また、後輩となった初期研修医や学生を指導する能力も磨くことができます。当院の研修への応募をお待ちしています。
主治医力には、主体性/責任感、身体面に限定されない患者の苦しみを援助する姿勢、チームで協働する能力などが含まれています。そして、主治医力を実践するための技能として、
- ① 患者のプロブレムを把握する能力(問診/身体診察/検査)、
- ② 臨床推論の能力(診断学/アセスメント)、
- ③ キュア(客観的状況を改善)とケア(患者自身による主観的状況の改変の援助)の能力(バイタル維持につながる基本的処置/手技/チーム医療/プレゼンテーションなど/面談/医療安全)、
- ④ 医師としての成長につながる能力(生涯学習法/EBMの理解/後輩の教育手法)
という4項目について、反復して訓練して、体得いただくことを目指しています。
2年間の初期研修を終えた時には、自立して患者の苦しみに対応する診療能力を身につけ、また、後輩となった初期研修医や学生を指導する能力も磨くことができます。当院の研修への応募をお待ちしています。

三宅 啓史 総合内科シニアレジデントOB

GeneralityとSpecialtyの調和のとれた医師を目指す医学生の皆様へ
日本のような超高齢社会では、多疾患併存状態の患者の診療が求められる場面が多く、generalityとspecialtyの調和のとれた医師が理想です。
当院の初期研修プログラムの特徴は10ヶ月間の総合病棟(内科)研修であり、特定の分野のspecialtyを磨く前にgeneralityを学ぶのに適したプログラムとなっています。
私は、膠原病という専門分野をもちながら、総合内科医として総合内科に所属し、総合内科患者の診療に携わっています。総合内科では、内科一般の診療をするだけでなく、各専門内科と協働して診療する機会も多く、毎日が新しい学びの連続です。総合内科で得たgeneralityの学びは、膠原病というspecialtyを発揮するうえでも役立っていることを日々実感しています。
generalityとspecialtyの調和のとれた医師を目指す医学生の皆様にとって、当院の初期研修・後期研修は有意義なものになると思います。ともに学んでいきましょう。
私は、膠原病という専門分野をもちながら、総合内科医として総合内科に所属し、総合内科患者の診療に携わっています。総合内科では、内科一般の診療をするだけでなく、各専門内科と協働して診療する機会も多く、毎日が新しい学びの連続です。総合内科で得たgeneralityの学びは、膠原病というspecialtyを発揮するうえでも役立っていることを日々実感しています。
generalityとspecialtyの調和のとれた医師を目指す医学生の皆様にとって、当院の初期研修・後期研修は有意義なものになると思います。ともに学んでいきましょう。